2017-10-09 いざこざ(続き) かなとは、 「うーーん・・・」 と言っただけだった。 私は、いつもいつもかなとの癒しになりたいと思っていたのに、心掛けていてもなれなかったのか。 「会社では、人間関係が複雑で、目の敵にされることもある。 そんなときは、美和子にお願いがあってね。 僕の癒しでいてほしい。」 この言葉に感動した私は本気で 癒しでありたいと心から思った。 それなのに。 ショックというよりも、感情が消えたような感覚になった。